株式とは?
みなさん株という言葉をよく耳にする機会があると思います。
どんなイメージをお持ちでしょうか?
お金持ちが持つもの
損するもの
よく分からないもの
投資するもの
こんなイメージではないでしょうか。
株式の意味・価値・仕組みを理解している方は多くはないように感じます。
株式を購入することとは、簡単に言えば企業の一部を購入することです。
企業にお金を支払い、その引き換えとして受け取るものが、「株式」です。
では、企業側は、なぜ企業の一部をわざわざ第三者に購入してもらう必要があるのでしょうか?
「お金」を集めるためです。
企業がお金を必要とするとき、
銀行からお金を借りる
という選択肢がすぐ浮かぶでしょう。
その他の選択肢として「株式」があるわけです。
目に見えないものですが、価値があります。
現金で購入するので、売ることで換金することができます。
株式の価値は常に変動する
こう見ると意外と単純に思われるかもしれません。
なぜ株式はよくわからないと言われるのでしょうか?
それは、「株式」の値段・価値が常に変動するからです。
この値段・価値のことを「株価」と言います。
日経平均株価という言葉がよくニュース等で使われます。
日本を代表する225の企業が集まった株価のことで、
日本の企業価値をリアルタイムで表しています。
日本は世界3位の経済大国ですから、世界中の人々が注目しています。
株価はどう変動するのでしょうか?
考え方は、簡単です。
モノの値段の考え方と全く同じです。
あなたに欲しいモノがあるとします。
それをみなさんも同様に欲していたらどうでしょうか。
例えば、Apple製品の新作が出たときは、ストアの前に長者の列ができます。
中には、製品を複数買う方もいます。
ストアの製品はすぐに売り切れました。
世の中に欲しい人は、まだ山ほどいます。
買いたい方はどうやって買うでしょうか?
そんな方々が行く先が、メルカリやオークション、個人店などです。
そこでの、製品の値段は、定価と比べて高いでしょうか?安いでしょうか?
もちろん高いです。
値段が高いということは、それなりに価値があるものということです。
モノの値段というのは、世の中に欲しい人が多ければ多いほど、高くなります。
株価も同じで、その会社の価値が高く、世の中に求められている会社ほど、高くなります。
株式を購入する目的
「株式」を購入する目的は2つです。
①応援したい企業にお金を提供すること(出資)
②安いときに買い、高いときに売ることで儲けを出すこと
多くの方々は②の目的で株式を購入します。
企業の今後の行方がどうなるかは、未知数ですよね?
だからこそ難しいと言われるのです。
難しいからこそ面白いのです。
ケーキの上に乗っているイチゴは、年中必要とされるのに、冬に採れる果物です。
なので、夏に流通するイチゴは値段が高いですよね。
冬に採ったイチゴを冷凍して、夏に食べれるようにする。
気温の低い施設を構え、夏でもイチゴが採れる環境を作る。
ちょっとした工夫で、企業の売上・価値は上がります。
これを「経営戦略」と言います。
10年前のソフトバンクがここまで成長することを誰が予想したでしょうか。
目に見えないお金が動く、キャッシュレス社会が実現することを誰が予想したでしょうか。
株価の動きには、様々な原理原則が働いています。
また、株式を保有することで受けることのできる特典もあります。
詳しくは説明しませんが、株主総会への参加、配当などです。
話題のNISA、iDeco、投資信託などは株式の意味がちゃんと分かっていないと理解できません。
この機会に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
最後に、facebookページを記載しておきますので、お問い合わせはこちらよりお願い致します。