経団連の中西会長やトヨタ自動車の豊田章男社長など経済界のトップ達が
終身雇用の終わりを提言しています。
同じ会社に定年まで勤めあげ、退職金と年金で暮らす。
このような今までの働き方は終わったという事を改めて認識できる
ニュースだったと思います。
今回は定年まで同じ会社で働き続ける時代ではなくなった事を
ポジティブに考えて頂けるよう転職についての朗報
を書こうと思います。
ポジティブに考えられる理由を自身の経験などを基に4つピックアップしました。
<転職することが当たり前になってきた>
新卒の離職率は3年以内で3割と言われています。
私自身も新卒で入社した会社は2年で辞め、転職しました。
私の周りもキャリアアップや収入アップの為に転職した人が数多くいますが
8割くらいの方は転職して良かったと話してます。
<現在は売り手市場と言われ求職者有利な時代>
有効求人倍率は年々上昇しており(有効求人倍率=仕事の数÷仕事をしたい人の数)
2009年の0.47から2018年には1.61と約4倍と売手市場は続いており
転職しやすい世の中です。
<売手市場に伴い即戦力のみを求めなくなった企業>
私は主に中小企業の採用担当者と話す機会が多いのですが、特にこの傾向は顕著です。
学歴や職歴を一番に重要視する企業はほとんどいません。
自分の目標やなりたい姿を自分で語れる人材を求める企業が多いです。
<転職について抵抗が少しずつ弱くなってきた企業>
冒頭でも述べたように転職する事が当たり前になってきた為、
短い勤続年数だからと履歴書で落とす企業は少なくなってきました。
もちろん極端に短い期間で何度も転職していれば
多少は不利になるかもしれませんが、最低でも3年は働いていないと
採用されにくいという傾向は弱まりつつあります。
重要なのは転職理由を自分の言葉で語れるかどうかです。
最後に、、、
終身雇用が難しくなり、転職の難易度が下がった今の世の中だからこそ
自分がなりたい姿や本当にやりたい仕事ができる。
次はどんな職場でどんな人たちと、どんな仕事をしているのかをワクワクしながら考えると
終身雇用という働き方の終わりを
ポジティブに受け取れるのではないでしょうか。